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いながき獣医科医院イナガキジュウイカイイン |
愛知県 豊田市 前林町行田40-2
名鉄三河線若林駅から車約10分
犬/ 猫/ その他
一般診療/狂犬病注射/混合ワクチン注射/フィラリア予防/ノミ・ダニ予防/しつけ相談受付/避妊・去勢
- 土曜日もOK
スタッフ紹介
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院長 / 稲垣 武
プロフィール ◇出身地 愛知県豊田市
◇趣味・特技 スキー・スノーボード・魚釣り・ゴルフなど
◇今まで飼った動物 犬・猫・ハムスター・フクロモモンガは現在飼っています。牛(?)・カブトムシ・コウロギ・ルリコウゴウインコ・チャボ・ウコッケイなど院長 / 稲垣 武 インタビュー
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獣医師という職業を選んだきっかけがあれば教えてください。
酪農を生業にしている家に生まれたこともあり、物心ついた頃から多くの動物と一緒に過ごしてきました。私にとって、動物はいて当たり前の存在でした。初めて自分で動物を飼ったのは、小学3年生の頃、家にやってきた迷い猫を保護した時ですね。獣医師になりたいと口にするようになったのは、中学3年生となり、具体的に進路を考え始めた時でしょうか。小学生の頃から、牛の往診に来る獣医の先生を見ていて、身近な職業だったのもあるでしょう。小さな頃、アンプルカッターでアンプル剤をカットし注射する姿を見て、「かっこいい」と思っていたことを今も覚えています。
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実際に「獣医師」になってみて、いかがですか?
私はもともと、「先生」と言われるようなタイプじゃないんです。学生の頃、グループ学習の時に人に説明すること・教えることの難しさを実感し、自分が「先生」には向いてないと痛感しました。だから、まさか自分が「先生」と呼ばれる職業に就くとは思わなかったですね。「先生」というより、動物や飼い主さまにとって、もっと身近でフレンドリーな存在でありたいと思います。皆さま、ぜひ気軽に話しかけてください。
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獣医師になってよかったと感じる時、やりがいを感じる時はどんな時ですか?
やはり動物の命を救うことができた時はよかったと思います。私が子供の頃は、犬はフィラリアで死ぬことが当然なくらい、フィラリアで命を落とす子が多かったんです。自分が飼っていた子も腹水でお腹がパンパンになり、ある冬の日、学校から帰ると旅立っていました。今、助かる命が多いのは獣医学の進歩や、飼い主さまの協力があってこそだなと感じます。当院に来てくれた子たちも治ってくれることが1番で、できれば全ての子を治したいと思っています。しかしながら、私たちも含め、生まれて来た命には必ず終わりがあるのです。人よりも寿命の短い動物たちと暮らしていくということは、いつか「お別れ」がやって来ます。だからこそ、飼い主さまが見送った時に心から「これで、よかった」と思えるよう、これからもアドバイスやサポートをしていければと思っています。
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診察の際に心がけてていることは何ですか?
私は自分の親をがんで見送りました。その際に感じたのは、医師が私や家族の意向を一番に考えてくれているということでした。昔はただ医師が一方的に「この治療をします」という時代でしたが、現代は医師が「この治療方針でどうでしょうか」など、本人や家族の意向を尊重する時代なのだと痛感しました。獣医療でもその気持ちを忘れず、家族である飼い主さまのお気持ちに寄り添った治療を提案していきたいと考えています。
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