フクロウの巣カフェ(ホテル)【猛禽類専門】

スタッフ紹介

• 藤田 征宏 / 代表

  プロフィール

  ・出身地：茨城県
  保有資格：動物取扱責任者、日本鷹匠協会育成係、ワールドファルコナーズクラブ鷹師、世界鷹匠協会加盟
  動物の飼育経験：スナネコ、ピューマ、オオカミ、猛禽類、鳥類
  ＞インタビュー記事はこちら

藤田 征宏 / 代表インタビュー

• 初めに、藤田さんが鷹匠を志したきっかけについてお話を聞かせてください

  動物全般への興味は幼い頃から持っていましたが、以前は大学でレスリングのコーチを務めていました。その頃偶然にも、おそらく当時の日本で唯一のアオジタトカゲを飼育することになり、その子の出産を皮切りに、ペットショップを始めようとさまざまな動物のブリーディングを手がけるようになりました。
  自分の部屋が爬虫類などであふれ返り、レスリングの監督が私を訪ねてくるのを避けていた時期もあります(笑)
  

• 本店は茨城にあると伺っています。上野で店舗オープンしたのにはきっかけがあったのですか？

  当店の拠点がある茨城からのアクセスが良く、外国のお客さまも多くご来店されます。特に、海外の一部地域では日本よりも猛禽類に対する規制が厳しく、動物園で観察するのみで、触れ合うことは不可能と聞きます。そのため、来日してフクロウや鷹と会える当店を訪ねることは、彼らにとって貴重な機会になると思ったんです。
  
  

• これまでのご経験の中で、印象に残っていることはありますか

  鷹匠になりたいと、私を訪ねてくる方がいます。その中で、私が繁殖させた鷹を小学生の頃に自宅で飼い始めた少年がいて、師弟関係を築いて訓練に励んだことがあります。彼は国内最大級の鷹匠大会で中学1年時から3連覇を果たし、さらに高校時代には、アラブ首長国連邦で開催される世界最大規模の「アブダビ大統領杯」に出場して特別賞を受賞しました。鷹と出会って生きがいを見つけ、自信を持ち、今では立派な青年になっています。現在も訓練を通して交流があり、定期的に指導しています。
  
  

• 現在注力して取り組んでいることや、今後の目標を教えてください

  現在は日本に古くから伝わる鷹狩の技術を次の世代に残し、後進の育成に力を注いでいます。なお、鷹を操ってうさぎやキジ、鴨、コジュケイなどを捕らえ、その命をキャッチ＆イートでありがたくいただくのが私たちのポリシーです。また、狩りの技術だけでなく、鷹の体調やメンタルを整えたり、繁殖させたり、全てをこなせてこそ本物の鷹匠だと考えています。
  誰も取り組んでいない分野にチャレンジしたいという気持ちをいつも持って取り組んでいきたいと思います。