アステール動物病院(ホテル)

スタッフ紹介

• 院長 ／ 松尾 英治

  

  プロフィール

  ◇出身地：埼玉県
  ◇尊敬する人物：この業界の諸先輩方
  ◇趣味：最近はなかなか時間が取れず、仕事ばかりになっています
  ◇今までに飼ったことのある動物：犬を複数頭
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院長 ／ 松尾 英治インタビュー

• 獣医師になられたきっかけを教えてください

  生まれた頃から犬を飼っていて、今まで三代、それぞれ十年以上一緒に暮らし、動物がいるのが当たり前の生活をしていました。そうしたことから、動物と関わる仕事がしたいと思うようになり、この職業を選びました。

• 獣医師になってやりがいを感じる時はどんな時でしょうか

  ご家族と動物が元気になって、最終的に「ありがとう」と言っていただけたときは、獣医になってよかったと思いますね。
  例えば高齢犬の癌などで、手を尽くしても快方に向かわなかった際は、必ずしも良くなるというわけではないので、うまくやりくりをして付き合っていく必要もあります。「はい、治りました」ではなく、いかにご家族にとっていい方向で看取っていけるか、が大切です。その際は、人間もそうだと思うのですが「どのような終わり方をするか」が重要になってきます。すっきりしづらい部分ではありますが、それでも寿命を全うして、「最期にここに来れてよかった」というお言葉をいただくと励みになりますね。

• 獣医師になって一番心に残るエピソードはありますか

  健診をよく勧めているのですが、不幸中の幸いで癌が見つかると、やってよかったなと思いますね。それは健診を勧めている身でありながら、本当にそう思います。
  獣医になって何年も経つので、子犬や子猫の時から診ている子が年を取ってきて、「ああ、最初はあんなにちっちゃかったのになあ」と感じたりもします。飼い主さまにとっては、動物病院は年に1、2回来られるだけで、生活のほんの一部に過ぎないかも知れませんが、人生でのお付き合いというか、その方に触れられる瞬間があることは感慨深いです。

• 獣医師を目指す方へ一言お願いします

  やりがいがあることは確かですが、好きなことを仕事にするのは、なかなか難しい面もあります。私は実際好きなことを仕事にできたと思っていますが、それなりに悩みや苦労はあります。もちろん、それはどんな仕事にもつきものだとは思います。ただ、本当にやる気があって、やりたいという意思を貫き通せるのであれば素晴らしい仕事だと思います。