オーナー/遠藤 理恵 へのインタビュー(2/3)

Trimming-Studio Sally's オーナー/遠藤 理恵

遠藤 理恵ENDO RIE

シャンプー、カット、飼い主さまとお話すること、一つ一つのお付き合いを楽しみながらトリミングを提供しています。

杉並区の住宅街の一角に佇む静かなトリミングサロン「Trimming-Studio Sally's」。2024年4月に小岩のお店から移転リニューアルオープン。 どこまでも純粋に「ワンちゃんも飼い主さまもトリマーも楽しめるトリミング」を続けている遠藤さんに、ご自身の経験や、20年来の経験で培ったテクニック、リニューアルを手掛けたお店の今後の展望など、お話を伺った。

インタビュー

  • カットを行う際のテクニックについてはいかがでしょう。こだわりや心掛けていることがあれば教えてください。

    カットそのもの以前に、それをうまく行うための要素としてシャンプー・ブローの質を高めることを大切にしていて、毛質や仕上がりに合わせて適した方法で、シャンプーやコンデショナーを使い分けています。
    また、施術中におとなしい子ばかりではないし、中には体力的に十分な施術時間を確保できない場合もあるので、施術のルーチンについてもその子ごとに変えています。どんな子でも飼い主さまがキレイな仕上がりを求めるのは同じなので、コンスタントに質の高い仕上がりを提供するにはトリミングそのものの技術と同じくらいワンちゃんの扱いに関する知識も必要だと思っています。

  • 様々なご要望があると思いますが、その中でも多いご要望や犬種など、傾向はありますか?

    う~ん、傾向というほどのものは無いですね。飼い主さまからのご要望も、ワンちゃんの性格・骨格・毛質も、本当に様々ですよ(笑)
    ただ、当店の方針のひとつとして、どんなご要望にしてもお家に帰ってからの見え方を重要視しています。
    お返しの後も飼い主さまと気軽にやり取りができる関係性を築いて、次はこうしよう、次はこれを試してみようというように、お付き合いの中でその子だけの仕上がりをブラッシュアップしているんです。一言でいうと「理想のスタイルを飼い主さまと一緒に作っていく」ということですね。

  • なるほど。そうなると飼い主さまとのコミュニケーションも仕上がりに関係してくる要素の一つですね。

    そうですね。同じ犬種でもその子の毛質や骨格によって適したスタイルは違いますが、その子ごとに「こういうカットが似合うだろうな」というビジョンは見つかるものなので、スタイルにお悩みに方はどんどん相談していただきたいです。
    以前勤務していたサロンでお付き合いがあった飼い主さまと今でも依頼があるなど、お付き合いの一つ一つを大切にしていて、当店では施術に問題がなければトリミングルームに入って施術の様子を見学していただいてもかまいません。お友達、とは少し違うかもしれませんが、距離感はかなり近いと思います(笑)

施設情報

Trimming-Studio Sally's

住所
東京都杉並区堀ノ内1丁目7-37君田ビル 1階
アクセス
地下鉄丸ノ内線方南町駅から徒歩約3分
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