第1回 動物病院レポート in hiff cafe tamagawa × pet skin clinic

1.診察室探検
飼い主さんが問診票を記入中、ワンちゃんは診察室を探検♪
病院に慣れてもらうことから始めます。
いつも病院にくると震えてしまうチップくんですが、ここはカフェだと思っているみたい。

2.カウンセリング開始
問診票を書き終えたらカウンセリング。
普段食べているものや使っているシャンプー、かゆみや気になる事はないかなど、細かくヒアリングをします。
今回の診察では、症状（オイリー肌）が分かりやすいように、数日前からシャンプーを控えておきました。
気になる症状が出たときは、写メを撮っておくのもおすすめです。

3.湿疹発見
先生に診てもらうと、湿疹を発見！
撫でているときにカサブタがあるな～と思っていたのは湿疹だったようです。

4.検査
湿疹を顕微鏡で見てもらいました。
こちらのクリニックでは、大きな画面に映しだして、分かりやすく説明をしてくれます。
オイリー肌のチップくんの肌には、脂を好むマラセチアやぶどう球菌が増殖してしまっていました。
診断結果は、「先天的な脂漏症」とそれに関連した「マラセチア性皮膚炎」と「膿皮症（ぶどう球菌が増えて起こす湿疹）」でした。

5.お口チェック
普段あまり病院にくることがないので、その他の部分もチェックを。
なんと、チップくんのお口は歯石がびっしり！グラグラしている歯もあり、実は皮膚よりも深刻な状態だということが発覚しました。
後日、全身麻酔をして歯石取りと抜歯が必要に・・！
皆さん、ワンちゃんには歯磨きをしてあげましょう。

6.耳チェック
お口に引き続き、耳のチェック。
こちらも画面に映し出して、一緒に耳の状態を見ることができます。
チップくんは片耳の奥が少し汚れている程度でした。

7.耳そうじ
お耳が汚れている場合は、一度お預けして耳そうじをしてもらうこともできます。
病院では、トリミングやご自宅での耳そうじと違ってカテーテルを使用するので、奥まで綺麗に！

8.シャンプー・ミストの処方
今回はシャンプーと、保湿のためのミストを処方してもらいました。
シャンプーは、ミコナゾール（抗真菌）とクロルヘキシジン（消毒）という成分配合の薬用シャンプーで、脂をよく落としてくれるタイプのもの。
ミストにはセラミドの前駆体が配合されており、保湿と皮膚のバリア機能を高めてくれる効果があるそうです。
人間のスキンケアと同じで、しっかり脂を落としたあとは保湿が必要なんですね。
チップくん、診察おつかれさまでした♪

9.補足
クリニックの中にトリミングサロンも併設されているので、予約に空きがあればケアの一貫としてハーブパックや薬浴をして帰ることもできます♪
毎月トリミングに行く方は、予め診察とトリミング両方の予約をとっておくのもおすすめです。