センター長/荒渡 暖仁 へのインタビュー(2/4)

平塚動物総合医療センター センター長/荒渡 暖仁 平塚動物総合医療センター センター長/荒渡 暖仁
プロフィール
荒渡 暖仁

◇所属 / 役職:平塚動物総合医療センター / センター長
◇出身地:福岡県
◇趣味:食べ歩き、野球観戦
◇今までに飼った動物:ネコ
◇ご経歴
北里大学獣医学部卒業
神奈川県の動物病院にて勤務医を経た後、
現法人の系列病院である
新座動物総合医療センターでセンター長を務める。
2014年の平塚動物総合医療センター開業と同時に同医院のセンター長に着任。

◇所属学会
日本獣医がん学会

神奈川県平塚市にあるショッピングモールの一角で地域の動物たちの健康を守る平塚動物総合医療センターは、「人と動物に優しい動物病院」というコンセプトを掲げ、各分野において専門性の高い獣医療を行っている。
しかし、高度医療機関としての側面を持ちながら、自身の掲げる獣医療を語るセンター長の荒渡暖仁先生の表情は、優しさに溢れたホームドクターのように穏やかだ。
飼い主の方々への知識の啓蒙として各種セミナーを積極的に実施し、予防医療や地域貢献にも取り組む視野の広さ、その根底にある考えについてお話を伺った。
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日々の健康管理の重要性

こちらの病院で実践されている予防医療についての取り組みを教えてください。

当院には高度医療の環境もありますが、それと同じくらい予防医療にも力を入れています。病気の早期発見、早期治療のことで、今では多くの飼い主さまが重要性を認識されていることと思います。実際に診療を行っていると「もう少し早く病気に気づいていれば」という飼い主さまは多く、そのようなケースをなくすために、予防医療に対する高い意識をお持ちの先生方によって「Team HOPE」という非営利団体が設立されました。
今まではなかったペットの健康診断についての統一見解が、知見のある先生方によって理論的に提示され、それはペット健康診断プログラムというものになっています。当院でもその活動に共感し、Team HOPEのペット健康診断プログラムに沿った健康診断を実施しています。

日々の生活の中で健康に直結するものとしては、まずフードが思い浮かぶのですが、食事についてのアドバイスなどは行っておられますか?

ペットの食事に関しては、正しい食べ方、カロリーについて、質の良いフードについてアドバイスしている他、年齢に合わせた食事、病気の子への療法食のアドバイスを行っています。人間と同様、動物にとっても食事は体を作るためになくてはならないものです。最近では市販のフードは非常に多くの種類がありますが、どのような違いがあって、何を与えるのがベストであるかを判断することは簡単ではありません。特に療法食と呼ばれるフードについては、対面でフードの内容を説明し、食べさせ方、切り替えの時期などのお話を行った上でご案内を行っています。
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