
犬の低体温症について
不調を抱えた犬の症状・原因について

体温が下がる病気
犬の低体温症とは、何らかの原因で体温がコントロールできなくなり、平熱(37.5℃程度)より下がって、体が冷たくなってしまう状態です。
【主な症状】
症状に、元気がなくなる、体が冷たくなる、体温が下がる、意気消沈する、血圧や心拍数の低下、呼吸がゆっくりになる、凍傷を起こすなどが挙げられます。
【主な原因】
原因は、ケガをした、体が濡れてしまった、寒い場所に長時間いたなどの外的要因や、ストレスなどの精神的な理由、または何らかの疾患(尿毒症など)が関わる場合があります。
<関連記事>
・【獣医師執筆】犬の寒さ対策。愛犬は寒さが苦手?対策グッズも解説!
犬のためにあなたができること

病院で正しい処置を受けないと命取りになる可能性も
低体温症の症状がみられたら、すぐに動物病院で正しい処置を受けましょう。
「暖めれば治る」と考えがちですが、獣医さん以外が急いで暖めると、やり方によっては低温やけどを起こしてしまう場合があり危険です。
検査方法は、触診や体温測定で診断することがほとんどです。
治療法は、体を暖めることが中心で、必要に応じて点滴を行います。
犬にこんな症状・しぐさが出たら注意!

- 元気がなくなる
- 体温が下がる
- 体が冷たくなる
- 体が固まる
かかりやすい犬の種類
- 犬種の指定はありませんが、高齢犬や子犬は抵抗力や筋力が弱いために低体温症を発症しやすいといわれています。

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