うちの猫が部屋の隅で怯えています。突然の事なので原因がわかりません。

うちの猫が部屋の隅で怯えています。突然の事なので原因がわかりません。

不調を抱えた猫のしぐさや症状について

突然、怯えているのを見つけるケースが多いです

猫は警戒心が強く、臆病な動物です。飼い主さんには理由がわからず、突然怯えだすことがあります。
そのような場合、猫はまず自分が隠れる場所(狭い所)などに逃げ込みます。また、あまりに衝撃が強い場合は腰を抜かすこともあり、変な歩き方をすることもあります。
また、飼い主さんが状況を確認しようとしても唸ったり、威嚇してなかなか近寄らせない事もあります。
その他、「ニャー」と鳴くよりも何かしゃべっているように鳴く、毛が逆立っているなど普段と違ったしぐさや症状などがみられます。
極度に怯えている猫に至っては攻撃的になる場合もあります。特に唸り声や鳴き声がカン高くなっている場合はパニックに陥り臨戦態勢にありますので、こういう場合は飼い主であろうと思わぬ怪我をする危険がありますので注意が必要です。
怯える状態が長引くと、食事や水を飲む量が減ることもあります。
ここまでの症状が出ていない場合でも、挙動不審状態で警戒しながらウロウロして落ち着かなくなる猫ちゃんもいます。

考えられる猫の不調の原因は?

病気や怪我が原因で怯ることも

猫が怯える原因というのはいくつかあります。
突然、大きな音がした(工事、花火、雷、掃除機、ドライヤーなど)
雨風の音、台風、地震などの突発的自然災害
不注意などで飼い主さんが手足、尻尾など踏んでしまった
知らない人、見慣れない動物、物などが突然目の前に現れた
など、が考えられます。
また、普段から慣れているはずの飼い主さんが、突然大きい声で家族喧嘩、夫婦喧嘩した事が原因で驚いてしまう猫ちゃんもいます。
その他、怪我や病気が原因の場合もあります。
外に出る猫ちゃんでは喧嘩などでケガをしていたり、高いところから落ちて骨折などの怪我をしていると触られるのを嫌がり、一見怯えた様に見える事もあります。また、毛足の長い猫ちゃんでは一見して傷に気付かないこともあります。
また、日本では症例自体はとても少ないのですが、狂犬病に感染すると物陰に隠れて攻撃性を示す傾向があり、この場合、一見、怯えているように見えます。(←狂犬病についての記載は必要ないかな…)
膀胱炎や尿路結石といった下部尿路疾患や便秘などでもトイレでうずくまったり落ち着きがなくなることがあります。
他にも中枢神経に異常があった時に怯えて攻撃性が高くなった様に見える事もあります。例えば中枢神経に腫瘍などが出来て圧迫された場合などは、このような症状がでることがあります。
このように病気、怪我が原因で怯える、または怯えているようにみえる事もあります。

猫のためにあなたができること

獣医師へ相談しましょう

この時、飼い主さんの対応としては大きい声を出さない、急な動きや対応などで脅かさない、叱らないという点を心がけましょう。
怪我や病気が原因になっていることもあるので、ある程度落ち着いたら動物病院へ連れて行きましょう。どうしても、落ち着かず、近寄れない場合は獣医師に相談してみましょう。

獣医さんに猫の症状を伝えるポイント

  • いつ頃から怯えるようになったか
  • 飼い主さんが思い当たる原因(トイレ、えさの場所や種類を変えた 来客があった 模様替えをしたなど)
  • 怯えだす前に何か普段とかわった様子はなかったか(大きな音がした、雷、地震があったなど)
  • その他普段と違う症状、しぐさなど飼い主さんが気になること

考えられる病名

  • 怪我(傷や打身、捻挫や骨折など)
  • 下痢、嘔吐、便秘といった消化器疾患
  • 膀胱炎、尿路結石といった下部尿路疾患
  • 腫瘍

監修医 守田 健太郎先生

監修医 守田 健太郎先生

津田沼動物病院

院長:守田 健太郎

住所:千葉県 習志野市 谷津2-3-8
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