犬のQ熱について

犬のQ熱について

不調を抱えた犬の症状・原因について

人と動物の共通感染症です。

Q熱は、コクシエラという病原体による感染症です。この菌は、ウシ、ヒツジ、ヤギなどの家畜や犬、猫などの愛玩動物に広く感染しますが、人に対する感染力も強く、重要な人と動物の共通感染症の1つです。人へは、食品を通じて感染する可能性もあることが知られています。
犬では感染してもの明らかな症状が見られない場合が多いのですが、軽い発熱が見られることもあります。また、妊娠しているメス犬がかかった場合は、流産や死産を起こすことが知られています。
人に感染した場合、特別な症状を出さない場合も多いのですが、3週間ほどの潜伏期間を経て、40度近い発熱、頭痛などインフルエンザと類似した症状が見られることもあります。また、肺炎や肝炎を引き起こすこともあるなど、様々な症状を示します。
感染する原因は、主に以下のルートがあります。

  • コクシエラを含む糞や尿との接触
  • 空気中に漂っているコクシエラの吸引
  • コクシエラを保有したマダニを介した感染
  • 母乳や羊水などによる感染

犬のためにあなたができること

マダニに注意

犬への感染は、マダニの吸血によるものが考えられます。山や草原に行く際には、マダニの予防をしておくことが大切です。
検査方法は、血液検査で抗体を調べます。治療は、抗菌剤を使用します。

犬にこんな症状・しぐさが出たら注意!

  • 流産や死産
  • 発熱

かかりやすい犬の種類

特に好発犬種というのはありません。

監修医 佐伯 潤先生

監修医 佐伯 潤先生

くずのは動物病院

院長:佐伯 潤

住所:大阪府 和泉市 尾井町1丁目1-31
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