犬の気管虚脱について

犬の気管虚脱について

不調を抱えた犬の症状・原因について

気管がつぶれてしまう犬特有の呼吸障害

気管虚脱は、気管が狭くなることで呼吸不全に陥る病気です。呼吸がしにくくなるため、チアノーゼ(舌が紫色になる状態)の症状がでることもあります。
症状は、初期段階だと、咳やガチョウのようなガーガーといった鳴き声が特徴的です。嘔吐するような仕草や、よだれを垂らすような症状がみられる場合もあります。
重度になると、酸欠で呼吸が出来なくなり、最悪の場合死に至る危険な病気です。
原因は、はっきりとしたことは不明ですが遺伝や栄養、炎症が関係している可能性があります。

犬のためにあなたができること

事前に専門医を探しておくことが救出の鍵

気管虚脱は完治が難しく、未だに治療法が確立されていない病気です。悪化させないために家族が出来る対策は、早期発見・早期治療です。
軽度であれば、抗炎症薬や気管支拡張剤などの投薬治療で症状の緩和を図ります。また、酸欠状態になっている場合は酸素吸入の処置を行います。
投薬治療での効果が期待できないとされた場合は、外科手術を行います。尚、手術には大変な体力を要するため、早めに病院で相談することをおすすめします。

犬にこんな症状・しぐさが出たら注意!

  • 呼吸困難
  • よだれ
  • 酸欠(チアノーゼ状態)

かかりやすい犬の種類

ある程度年齢のいった成犬(7~8歳)や老犬に多くみられる病気ですが、小型犬の場合は1~2歳でも発症する場合があります。若年性発症の場合は、先天的な遺伝によるものが多く、ボクサーなどの犬種もその傾向が強いです。
  • 小型犬では
  • ポメラニアン
  • ヨークシャーテリア
  • マルチーズ
  • チワワ
  • プードル
などがかかりやすい犬種とされております。
  • 中型犬、大型犬では
  • ボクサー
  • ゴールデンレトリバー
  • ラブラドールレトリバー
  • 柴犬
  • 雑種
などがかりやすい犬種に該当します。総じてかなり幅広い犬種・サイズ・年齢にみられる病気です。

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監修医 御厨 純 先生

監修医 御厨 純 先生

とよだペットクリニック

院長:御厨 純

住所:東京都 日野市 豊田3-42-4ヴェールクレール101
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