犬の前立腺炎について

犬の前立腺炎について

不調を抱えた犬の症状・原因について

前立腺肥大を見たらこの病気も

前立腺は副生殖器とも呼ばれ、膀胱の真下に位置します。前立腺の生成する前立腺液が精子と混ざり精液を作ります。前立腺炎とは、男性ホルモンによって腫れる前立腺肥大などが原因となります。肥大した前立腺が原因で尿が膀胱内に戻されると細菌が前立腺や膀胱に入りやすくなります。そして、前立腺の中に血液が溜まる袋があると感染が起こり前立腺炎になります。
急性の前立腺炎は発熱し痛みがあり元気がなくなるなどの症状や、血尿も出るかもしれません。慢性になると、ほとんど症状がありません。しかし、前立腺膿瘍になると、腹膜炎や敗血症になることもあります。家族は、愛犬の特徴をなるべく理解してあげられるように努めることが大切です。わかりにくい犬は、定期検診で早期発見に努めましょう。

犬のためにあなたができること

去勢手術と抗生薬で治療

家族が出来る対策としては、去勢手術を受けさせることがもっとも効果的です。若いうちに去勢しておけば、発症する可能性も極端に低くなります。
定期的に病院を受診し、上記のような症状が出ていないか、他の病気が発症していないか、早期発見・早期治療を目的として獣医さんの指示に従い、しっかりと愛犬の健康管理を行なう必要があります
病気を疑う症状がある時は、エコー検査やレントゲン検査で前立腺が大きくなっていないかを確認します。直腸検査で骨盤の前に前立腺の腫れを触診します。前立腺液の検査も有効です。また、前立腺膿瘍では尿にたくさんの膿が出てくることもあります。
治療方法は去勢手術が必要です。さらに、抗生薬の投与もします。前立腺膿瘍になってしまった場合は、前立腺摘出手術を検討しなければなりません。

犬にこんな症状・しぐさが出たら注意!

  • 尿路結石のような尿が出にくくなるような症状が出る
  • 尿の色が濁る
  • 臭いがきつくなる
  • 尿に血が混入する

かかりやすい犬の種類

特にかかりやすい犬種はありませんが、オス特有の病気です。前立腺肥大を起こしやすくなる6歳以降の去勢していない犬がかかりやすいです。

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監修医 下田 豪先生

監修医 下田 豪先生

シモダ動物病院

院長:下田 豪

住所:大阪府 東大阪市 日下町6-2-9
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