犬のジアルジア症について

犬のジアルジア症について

不調を抱えた犬の症状・原因について

口から感染する病気

犬のジアルジア症とは、ジアルジア原虫が小腸に寄生することで起こる感染症です。
成犬で症状が出ることはほとんどありません。免疫力の弱い子犬や若い犬が感染しやすく、感染後は腐った油のような悪臭を伴う下痢、体重の減少などの症状が見られます。
原因は経口感染です。ジアルジアに感染した犬のフンが雨などで水溜りや土などに混ざり、それを犬が不注意で舐めてしまうことによる感染が多いとされています。
またブリーダーやペットショップから来た子の約33%が感染していると言われています。

犬のためにあなたができること

健康なうちに健康診断を

対策は、定期的に動物病院で健康診断を受けることです。なぜなら、成犬でこの病気を持っていた場合、気付かないうちに便から二次感染を生み出しているかもしれないからです。
検査は検便を行います。これにより、ジアルジアの抗原を持っているかが分かります。
治療法は、主に抗生剤を投与し、菌を駆除します。また、下痢による脱水症状が酷い場合は、輸液を行う場合もあります。

犬にこんな症状・しぐさが出たら注意!

  • 下痢
  • 脱水症状
  • 体の発達が遅れる
  • 腹痛
  • 食欲がなくなる
  • 体重の減少
  • 吐き気
  • 便の異臭

かかりやすい犬の種類

好発犬種はありません。しかし、子犬や若い犬は免疫力が弱いため罹りやすいといわれています。しばしばトリコモナスなどの他の原虫と混合感染が見られます。合わせて診断治療が必要です。まれに人間にも感染する可能性がありますので、特に小さなお子さんが同居している場合には、糞便の処理や飼育環境の消毒など注意が必要です。

監修医 豊田 昌太郎先生

監修医 豊田 昌太郎先生

けいこくの森動物病院

院長:豊田 昌太郎

住所:東京都 世田谷区 等々力1-34-18
施設詳細はこちら