猫の元気がないのですが、どこか具合が悪いのでしょうか?

猫の元気がないのですが、どこか具合が悪いのでしょうか?

不調を抱えた猫のしぐさや症状について

いつもと活動パターンが違い、大人しく感じる

元々、猫は一日のうちで16時間前後寝るとも言われています。
睡眠時間が長いのでよく寝ている光景を見かけますが、いつも起きているはずの時間帯に寝たままでいる、ご飯の時間になっても起きないということがあれば気になるものです。
元気が無い時は食欲を示さない事が多いので、食事のタイミングで気づく飼い主さんも多いようです。
また、いつも寝ている場所ではなく、暗く静かな場所を好んで寝ているという違いで気がつく場合もあります。

考えられる猫の不調の原因は?

原因はさまざま

病気
なんらかの病気が疑われる場合、まず病院で身体検査を行い、腫れたり張ったりしている場所がないか、痛がる箇所は無いかを確認します。
その上で血液検査、レントゲン、超音波検査、ウイルス検査を行い、何の病気かを特定していきます。
怪我
骨折などの怪我の診断では、身体検査などで、痛がる場所はないか、X線検査などで骨折などが無いか等を調べます。
精神的ダメージ
いつもいる家族がいなくなってしまった、引越しなどで環境が変わってしまったという生活の変化でも元気がなくなることがあります。
例えば、外に出している猫の場合、他の猫との喧嘩で負けてしまったのが原因ということもあります。
完全室内飼いの猫の場合は、別のペットが新しく家に来たとき、飼い主さんの関心が新しいペットにばかり行ってしまっていると感じると、落ち込んでしまうケースもあります。

猫のためにあなたができること

しっかり様子を観察する

まず目安として24時間様子を見てみましょう。
24時間以内に体調が回復しなかったり食事をしないようであれば、動物病院に連れて行くようにしましょう。
猫は36時間以上食事をしなかった場合は「肝リピドーシス(脂肪肝)」の心配も出てくるからです。
様子を見る目安として、「おかしいと感じてから24時間」と覚えておきましょう。

獣医さんに猫の症状を伝えるポイント

  • 熱はあるかなど、体温の変化
  • 水は飲むか、食欲はあるかなど、食事の変化
  • 嘔吐、涙目、くしゃみ、鼻水など、体調の変化
  • 呼吸の異常
  • 便の異常(下痢、便秘など)
  • 生活環境の変化
  • 体のどこかを痛がるそぶりがあるか

その他、気になることがあったら合わせて伝えましょう。

考えられる病名

  • 慢性腎不全
  • 肝炎と肝硬変
  • 胆管炎
  • 糖尿病
  • 猫白血病
  • 腎炎(糸球体腎炎)
  • 子宮蓄膿症
  • クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)
  • 甲状腺機能亢進症
  • 乳がん(乳腺腫瘍)
  • アミロイドーシス

その他、あらゆる病気の症状として表れます。

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監修医 田中芳生先生

監修医 田中芳生先生

平岩動物病院

院長:田中芳生

住所:千葉県 いすみ市 日在2168
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